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この季節になると思い出すちょっと不思議な出来事

今週のお題「夏休み」

梅雨も明け、夏休みですね。

家族と旅行行ったり、最後宿題に追われたり。懐かしい思い出です。

最近は出かけるにも、年々気温が高くて大変ですよね。熱中症にお気をつけください。

 

さて、この時期になると思い出すちょっと不思議な出来事がありまして。

20年ほど前、自宅で昼寝をしていた時の話です。

良く晴れた夏の昼下がり。窓から見える青空とそよ風が気持ち良かったのを覚えてます。

ウトウトしていた時に、急に体が動かなくなりました。

ふくらはぎがつった時のように、筋肉が固くなる感じです。

意識はあるのに、手足が自分のものでなくなったような感覚は初めてでした。

え?え?なにこれ?これがウワサの金縛り?昼にもあるの!?と天井を見ながら独りで焦っていると、突如、嗅いだことのある匂いがしてきました。

それは線香の香りでした。

金縛りと線香って、怖い感じがしますよね。でも、この時はなんだか懐かしいような感じで怖くなかったのです。

田舎のじいちゃん家に来てるみたいな感じ、で伝わりますでしょうか。

しばらくすると、線香の匂いもしなくなり、体が自由になりました。

体感では数分でしたが、実際はもっと短かったかも知れません。

それ以降、金縛り体験はありませんが、恐怖体験でなくてよかったです。

 

後日、母から聞いたのですが、その日は母方の祖母の四十九日にあたる日でした。

最後のお別れに来てくれたのでしょうか。だから懐かしい感じがしたんでしょうね。

とある夏の不思議体験でした。