迷いと決断
こんにちは。mimarubooksと申します。
ほぼ一年中車のエアコン18℃。沖縄の住人です。
偶然見かけたブログコンテスト。しかもテーマが最近経験した事だったので、これはもう運命と勝手に思って書くことにしました。
私にとっての「迷い」と「決断」があったのは、平成最後の正月明けでした。
しかもその機会は突然やってきました。
■別れは突然に■
昨年のクリスマスイブの日の朝の事でした。
実家の妹から父が亡くなったと連絡がありました。
突然の事で頭の中がからっぽになり、すぐに受け入れられませんでした。
つい先日父と電話で話したばかりなのに・・・電話の用件は、検査で新たな病気が見つかったという報告でした。ショックですぐ電話できなかったとも言ってました。
治療方針も決まり、入院する前日の訃報でした。
■人生一度だけ■
バタバタと葬儀も終わり、沖縄に帰ってきました。
正月も明け、仕事と子育て中心の慌ただしい日常生活に戻りました。
そんな日常の中でふと思い出した事がありました。
自営業だった父は生前、生涯現役を宣言していました。70代半ばだったので体力的な変化もある中、家族を養なわなければという使命もあったと思います。
周りも車で事故起こさないか、過去の大病の後遺症もあったので心配していました。
父なりに「迷い」ながらも「決断」した上での宣言だったのだろうと今ではそう思います。
身近な人との別れは、私に考える機会を与えてくれました。
人生って一度だけだよなぁと。人はいついなくなるかわからないなと。
人生のタイムリミットはわからないけど、それまでに自分は何をしたいだろうかと自問するようになりました。
■自分と向き合う■
今、自分は何をしたいのか。改めて自分について考えたのは久しぶりでした。
いつの間にか年齢や仕事、子育てや家事などで自分を謀殺してしまい、「何を今さら」という呪文でいつの間にか自分自身を封印していたもの。
自分の考えた事や思った事を文章で表現したいという思い。
探し物が見つかりました。
見つかったものの、心の片隅に年齢を重ねてきて、生活環境を変える事に憶病になっている自分もいます。
例えば経済的な問題。あと周りからどんな目で見られるのだろう、とか。
色々悩み、迷いました。
そして決断しました。自分の時間を作るために仕事を辞め、新しいことにチャレンジする事にしました。
我(自我)まま(ありのまま)に生きる。そう考えたら少し心が軽くなった気がしました。
私の決断に何も言わずに受け入れてくれた家族に感謝です。
■前を向いて■
まずは表現の場としてブログを始めました。
アウトプットして記録に残すにはとてもいい場だと思いました。
ゆっくりですが、投稿や公募にもチャレンジします。
ふと思いついたことを書き留めたり、考えたりする時間がとても楽しいです。
自分の進む道に何があるのか。わからないけれども前を向いて後悔の無いよう進んでいこうと思います。
思った事を文章にするのは簡単なようでとても難しいです。気が付くと体裁を気にしているのです。まだ「守り」に入っている自分がいます。
いつ自分の殻を割ることができるのか。今からワクワクしてます。
Sponsored by イーアイデム
お気に入り公園(宮城公園)
週末の沖縄は相変わらずいい天気でした。
洗濯物が乾くし気分もいいのですが・・・梅雨時期でなければ・・・ねぇ。
高台にあって風が気持ちいいお気に入りの公園に行ってきました。
南風原イオンのすぐ近くにある「宮城(みやぐすく)公園」です。
ゴーヤー(ゴーヤではありません(笑))モチーフの遊具が目印です。
沖縄ならではの公園マストアイテム。ヘビというよりはハブと書かれているのがスタンダード。マジで草むらに入らないでくださいね。
他にも沖縄モノレールを模した遊具やブランコ、野球グラウンドやテニスコートなどがコンパクトに配置されてます。
住宅街の公園なので、駐車場は数えるくらいしかありません。休日は早めに行くか平日を狙っていくのがおすすめです。
お気に入りビーチ
週末、お気に入りのビーチに行ってきました。
329号線沿いの中城モールの裏にあるビーチです。
この人魚で有名なところです。
梅雨の合間のあいにくの天気だったのでグレーになってますが、天気がいいときはもっときれいです。
時期外れというのもあって・・・
ほとんど人がいません。
クラゲよけネットや監視員なしなので遊泳はおすすめしませんが、お弁当食べたり砂遊びしたり海を眺めるだけなら十分です。
ビーチパーティーもできるようです。
おすすめ時間帯は夕方です。
東側の海なので、サンセットは見られませんが、後ろ側にある中城モールのおかげで日陰になり快適に過ごせます。
久々に海風に癒されました。
読書記録 柳広司ー「ジョーカー・ゲーム」
~アニメ版が面白かったので~
柳広司『ジョーカー・ゲーム』ハードカバー 角川書店 2008年
■きっかけはアニメから■
面白くて何度も見たアニメの原作小説。
登場人物の心情やスリル満点の駆け引きに最後までドキドキしながら読了。
このエンタメ性はアニメだけでなく、映画や舞台化したのも納得。
■謎多き「D機関」■
物語を通じて出てくる「D機関」という名のスパイ養成学校。
そこに所属している者たちはお互いの本名を知らない。他人になりきり任務を
こなしていく。その手際の良さやスマートさがしびれる。
■重厚なストーリー■
「ジョーカー・ゲーム」
アメリカ人技師ジョン・ゴードンが盗んだ日本陸軍の暗号表(コードブック)
は何処に?
タイトルと同名だけあって、誰がジョーカーを引くのか最後まで見逃がせない。
「D機関」創設者である結城中佐の先見眼に驚く。
「幽霊(ゴースト)」
英国総領事アーネスト・グラハム邸に出入りするテーラーの店員蒲生次郎。
毎日のようにチェスの相手をしている蒲生の目的とは?
当人が知らないうちに時限装置が仕掛けられていく過程が小気味良い。
「ロビンソン」
とある写真館の主、井沢和男の甥が突然スパイ容疑で逮捕された。
取調室でスパイ対スパイの駆け引きが始まった。
任務に向かう時に結城中佐から餞別として渡された一冊の本。なぜロビンソン・
クルーソーなのかが分かった時、物語に厚みが増してくる。
「魔都」
上海派遣憲兵隊の中に敵の内通者を探しだせ。本間英司憲兵軍曹に任務が下さ
れたまさにその時、任務を言い渡した及川大尉の自宅が砲撃に遭った。
新聞記者が現場で目撃した草薙行仁という「D機関」の男。草薙が本間に見せ
た信じられない光景とは?
文面から上海の纏わりつくような空気、独特の匂い、騒音がしてくるようだ。
「XX(ダブル・クロス)」
ドイツ人カール・シュナイダーの死。表向きは新聞記者、裏の顔は極めて特異
なタイプのスパイだった。遺書に小さく書かれた「XX(ダブル・クロス)」の
意味とは?
劇団員野上百合子のアリバイ崩しと「D機関」飛崎の心の葛藤が見どころ。
他にも「D機関」シリーズがあるので楽しみ。